こんにちはうさぎ♪です。
最近ヒットしている日本映画を見てみると、ある共通点が。
『君の名は。』『バクマン。』『モテキ』『悪人』これらの作品全て、プロデュースが「川村元気」という映画プロデューサーによるものなんですね。
何故こんなに次々とヒット作を生み出せるのか・・・。
というわけで今回は、映画プロデューサー川村元気さんの作品や経歴、そして映画プロデュースの原点「父親の英才教育」などに迫ってみたいと思います。
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川村元気さんプロフィール・経歴
本名:河村元気
生年月日:1979年
出身地:横浜市
最終学歴:上智大学文学部新聞学科卒業
大学を卒業後、2001年に東宝に入社。
意外にも最初の仕事は映画館のモギリとパンフレット売り!地味な仕事をしてたんですね。
しかし、ただ漫然と仕事をしていたわけではなく、仕事に活かすための観察を続けていたようです。
「劇場に来る観客の姿を2年間見ていて、どこまでいっても映画は『興行』だと実感しました。観客を驚かせ、楽しませる提案をしていかなくてはと」
出典:週プレNEWS
本社に戻り、いきなり『電車男』の企画が大ヒット!
そして、ここから次々とヒットを飛ばすプロデューサーになって行きます!
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川村元気さんの作品・興行収入一覧。
川村元気さん、数々の作品をプロデュースされていますが、作品を聞くと、「これも川村元気プロデュースなの?」と驚かされるものばかりです。
下の一覧は、川村元気さんプロデュース作品で、興行収入が10億円をこえたものを掲載しています。
ちなみに、映画界では、使った経費にもよりますが、だいたい10億円をこえると「ヒット」と呼べるそうで、川村さんがいかにヒットを量産しているかが良くわかります。
・電車男(2005)37億円
・陰日向に咲く(2008年) 19.5億円
・デトロイト・メタル・シティ 23.4億円
・告白(2010年)38.5億円
・悪人(2010年)19.8億円
・モテキ(2011年)22.2億円
・宇宙兄弟(2012年)15.7億円
・おおかみこどもの雨と雪(2012年)42.2億円
・青天の霹靂(2014年)11.8億円
・寄生獣(2014年)20.2億円
・寄生獣 完結編(2015年)15億円
・バケモノの子(2015年)58.5億円
・バクマン。(2015年)17.6億円
・世界から猫が消えたなら(2016年) 12億円
・君の名は。(2016年)現時点で65億円突破!!
特に、『君の名は。』は、現在も順調に成績を伸ばしてます。邦画では『シン・ゴジラ』『名探偵コナン 純黒の悪夢』と競っていますが、この調子だと2016年の1位に躍り出てしまうかも知れません。
とりあえず、川村元気さんの一番の出世作になることだけは間違いなさそうですね。
プロデュースだけじゃない!川村元気の作品。
そして驚くことに、川村さんのすごいところは映画のプロデュースだけではなく、小説、絵本にも才能を発揮しています。
2012年には小説「世界から猫が消えたなら」を出版。
構想1年、執筆に約半年をかけて書かれた「世界から猫が消えたなら」。この作品、2016年3月時点で単行本・文庫本の類型発行部数が101万部を突破したらしい・・・
中国・台湾・韓国でも翻訳されて販売されているそう。
映画プロデュースで手一杯だったし、満たされていた川村さんは「本を書かないか」という提案を断っていたらしいのですが、担当の編集さんと話をするうちにアイディアがだんだんと膨らんできてしまい「これなら書けそうかな?」と書き始めたんだそうです。
しかし、ここまでの大ヒット!担当の編集さん、ものすごい良い仕事しましたね(笑)
小説の2作目『億男』でも累計発行部数17万部。なんと中国で映画化されるそうです!
小説意外にも絵本、『ティニー ふうせんいぬのものがたり』『ムーム』『パティシエのモンスター』なども共著という形で出版されてます。
ホント、多才ですね。
ヒットの原点は父親の「映画英才教育」にあった?
これが、川村さんのヒットの源泉といえるかどうかはわかりませんが、川村さんのお父さんは、かつて、日活という映画会社に勤めていた時期があり、その父によって「映画の英才教育」を受けたらしいのです。
父は映画業界に憧れて日大の芸術学部を出て映画会社に入ったんですね。でも経済的な理由などで挫折してしまった。その後僕が生まれ、映画の夢をあきらめ、父は英才教育を始めた。僕が生まれて初めて観た映画が「E.T.」だったんです。3歳でした。アニメ映画ではなくいきなりスピルバーグの映画ですよ。そんな父親だったんです。小学生からは毎週土日になると「ブレードランナー」などカルト的なSF映画や、「幕末太陽傳」など日本映画の名作、ヒッチコックの「鳥」やフェデリコ・フェリーニの「道」などいわゆる“マスターピース”といわれる作品を父親と一緒に見続けてきた。ずっと映画を観て育ってきたので映画を作りたいというのは自然な流れだったんです。絶えず映画に囲まれて育ってきましたね。
出典:NIKKEIトレンディネット
小学生の時にヒッチコック「鳥」なんて見たらトラウマになりそうだな(笑)
こういう恵まれた(?)環境にあった川村さん、映画に携わるようになるのは、すごく自然な流れだったんでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単ではありますが、川村元気さんについてわかる範囲でまとめてみました。
それにしても、川村さんの関わった作品、どれも面白いものばかりなのが驚きです。気づいたら、川村さんの作品ばっかり見てるような気が・・。それだけ、時代を読むセンスがあるということでしょうか。
今年だけでも、映画『怒り』、『何者』など、川村さんプロデュースの話題作があるので、「何か面白い映画ないかな?」と思ったら、プロデューサーで映画を選んでみるのも面白いかも知れませんね。
というわけで今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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